スカイ工法のシートによる太陽の反射光が航空機への障害になるかについて法的な規制があるか国の機関に確認したところ規制する法律は一切ないとのことでした。また航空機のパイロットの視覚妨害の可能性についても太陽を直視する以上の光でなければ問題ないとの見解でした。
工場・店舗向け工法
折板屋根の暑さ対策
スカイ工法は輻射熱の反射に優れたアルミ箔を使用したスカイシートを取り付ける工法なので、
作業者の技量の優劣、作業時の天候に関係なく均一な遮熱効果を発揮します。
また、折板屋根特有の雨漏れを防ぐ効果もあるため、一度の施工で熱対策と雨漏り対策が同時に行える画期的な工法です。
- 問題点
- 塗膜の不均一により遮熱効果にばらつきが発生。
- 原 因
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- ・作業者の技量の優劣
- ・作業時の寒暖差による液だれ
- ・折板屋根の形状(平坦でないため)
太陽からの輻射熱を97%カット
遮熱塗料と比較試験
【試験設定】
実設定はすべて低温室(室温16度)で行った。まず、パラボラヒーターを800Wに設定し、3時間ほど発熱させ、熱的に安定な状態にした。下図のように、ヒーターから22cm離して、各製品(①遮熱塗料G、②遮熱塗料R、③サーモバリアスカイ工法スカイシート)で表面を処理したプレートを垂直に設置した。設置直後からの熱電対を貼り付けた裏面の温度を測定した。プレート設置後、約15分程度で熱平衡状態に達し、裏面の温度が一定となることを確認した。
【実験風景】
【試験結果】
通常塗料の2製品に比べ、遮熱シート「サーモバリア スカイ工法(スカイシート)」の温度が低く抑えられていることから、その遮熱効果が際立っている事が分かる。ヒーターからプレートに流入する熱は、熱平衡状態において、プレートと周囲の温度差および熱伝導率との積に比例する。この実験の条件から、サーモバリアスカイ工法スカイシートを表面に張ることで、遮熱塗料を塗布した場合に比べ、流入熱量を約16%に抑えることが可能であることが分かる。
【試験設定】
上記試験と同一設定で、サーモグラフィを設置し、各プレートの表面温度の可視化を行った。なお、裏面を黒く塗ることで、同じ条件で温度が可視化できるよう配慮した。
【試験風景】
【試験結果】
サーモグラフィによる温度の可視化することで遮熱効果の違いが一目瞭然である。
サーモバリアスカイ工法(スカイシート)を放射熱源に対面するプレートの表面に張ることで、放射熱を大幅に遮断することができる。遮熱塗料に比べても、サーモバリアスカイ工法(スカイシート)の遮熱効果は優位である。
- ①遮熱塗料G
- ②遮熱塗料R
- ③サーモバリア スカイ工法
(スカイシート)