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気になる床暖房のリフォーム費用は◯万円!?取付方法によって費用が変わることを知っておこう

床暖房
気になる床暖房のリフォーム費用は◯万円!?取付方法によって費用が変わることを知っておこう

「床暖房リフォームの費用って、一体どれくらいかかるのだろう……?」

床暖房リフォームをする際に、気になるのが費用面ですよね。床暖房のリフォーム費用は、取り付け方法によって異なるので、設置時にはそれぞれの料金目安を調べておくと良いでしょう。(※床暖房のリフォーム費用、取り付け方法については後述で紹介します。)本記事では、床暖房リフォーム費用を取付方法別で紹介するとともに、注意すべきポイント、暖房効果をさらに高めるリフォーム方法についても紹介しています。床暖房リフォームで失敗したくない方、効果をさらに高めたいと考えている方に、参考になれば幸いです。

床暖房リフォームは取付方法によって費用が異なる

床床暖房のリフォーム費用は、取り付け方法によって左右されるので注意が必要です。床の取り付け方法には、以下の2種類があります。

  • 重ね張り(上張り)
  • 張り替え

「重ね張り(上張り)」とは、床上に床暖房を貼り付けて設置するリフォーム方法です。既存のフローリングをはがす工事をする必要がないので、解体費や処分費もほとんどかかりません。リフォーム費用を安く抑えられるので、少しでも予算を減らしたい方におすすめです。ただし、重ね張りは基本的にフローリングからフローリングへの張り替えの際にのみ可能な工法なので、カーペット、畳からフローリングへの変更をしたいという時には選ぶことができません。

「張り替え」は、今ある床を剥がして、暖房設備のある床に張り替えるリフォーム方法です。フローリングの張替え工事をする場合、フローリンングの下に設置してある暖房マットも全て交換しなければなりません。工事も大がかりになるので、「重ね張り(上張り)」よりリフォーム費用が高額になります。その一方で、「張り替え」ではカーペット、または畳を剥がしてフローリングの床暖房に変更することが可能です。

床暖房をリフォームする際際には費用対コスト、予算、床の状況を考慮した上で、無理のないリフォームを行いましょう。

床暖房リフォーム費用の目安

床暖房のリフォーム費用は、取り付け方法によって異なります。床暖房を設置する際には、事前にリフォーム費用の相場を調べておくと良いでしょう。まずは、床暖房の取り付け方法別に、リフォーム費用の相場を紹介します。

  • 床に重ね張り(上張り)する場合の費用
  • 床を張り替える場合の費用

床に重ね張り(上張り)する場合、床暖房のリフォーム費用は「約5~8万円/畳」

床に重ね張り(上張り)する場合の費用目安は、以下の通りとなります。

  • 約5~8万円/畳

直張りであれば、既存の床の上に床暖房の設備を直張りするだけで済むので、設置費用は1畳につき5~8万円程度で済みます。張り替えよりも低価格で施工できるので、リフォーム費用を抑えたい方におすすめです。

ただし「重ね張り(上張り)」の場合、暖房ユニットの上にフローリングなどの仕上げ材を重ねることで段差ができてしまうことも。とくにご家族にお年寄り、小さな子どもがいる場合、段差があると心配なこともあるでしょう。そこで躓き事故防止のため、段差をなくす工事が追加で必要になるケースも少なくありません。「重ね張り(上張り)」を行う場合は、段差をなくす工事が必要か否かも踏まえた上でリフォームを検討すると良いでしょう。

引用:【2022年版】床暖房設置リフォームの費用!おすすめの種類・メーカー品9選比較

床を張り替える場合、床暖房のリフォーム費用は「約8~11万円/畳」

床を張り替える場合の費用目安は、以下の通りとなります。

  • 約8~11万円/畳

張り替え作業は重ね張り(上張り)より施工日数がかかるので、「重ね張り(上張り)」より1畳につき+3~5万円ほど高額になります。さらに床の張り替え工事には、床の解体、補修の工事費用が別途かかることも多いので注意しましょう。かかる費用を事前に知りたい、リフォームでかかる費用が心配な場合、設置工事をする前にリフォーム会社へ「どのくらい費用がかかるのか?」を確認しておくと安心です。

引用:【2022年版】床暖房設置リフォームの費用!おすすめの種類・メーカー品9選比較

床暖房のリフォームで注意するポイント

暖かいフローリングでくつろぐ猫床暖房のリフォームを失敗しないためにも、注意すべきポイントは抑えておきたいところ。床暖房のリフォームで注意するポイントについて、それぞれ詳しく紹介していきます。

  • 床暖房に適した床材を選ぶ
  • 複数の業者を比較する
  • マンションの場合、施工可能か確認しておく

床暖房に適した床材を選ぶ

フローリング

床材の中には、床暖房に適していないものもあるので、床材を選ぶ時には注意しましょう。住宅でよく使われる一般的な複合フローリングは、熱に弱い上に、乾燥や湿気の影響でひび割れや反りが出やすいので、床暖房には適していません。床暖房に適した床材は、具体的に以下の2種類があります。

  • 床暖房に対応した無垢フローリング、挽板フローリング
  • コルク

無垢フローリング材は、フローリング内部まで100%無垢の木材を使用して形成されるフローリング材です。挽板(ひきいた)フローリングは、厚み方向に板を貼り合わせ、複数層で構成されたフローリングとなります。近年は、フローリングに加工・乾燥工程を経ることで寸法安定性を高め、床暖房に対応した商品も増えているようです。床材を選ぶ時には、床暖房使用のために加工された床材を使用しましょう。

床暖房の仕上げ材には、熱に強いコルクを選ぶのがおすすめです。

コルクマットコルクは他の一般木質床材に比べて保温性が高く、床表面温度が下がりにくいので、床暖房の効果をさらに高めることができます。さらに床暖房の上に直接座る、寝転ぶことも考えられるなら、フローリングではなく畳やカーペットなどの柔らかい素材の仕上げ材を選択肢に入れておくと良いでしょう。

複数の業者を比較する

床暖房リフォームの費用、リフォーム方法は、業者によってそれぞれ異なります。リフォーム会社を選ぶ時は、必ず複数社の見積もりを取って比較検討するのが望ましいと言えるでしょう。また、インターネット上では「各メーカー床暖房の性能や特徴、口コミの評価」、「床暖房のメーカーランキング」などが紹介されているサイトも多いので、メーカー選びの参考として目を通しておくのもおすすめです。

マンションの場合、施工可能か確認しておく

マンションマンションの場合は、「管理規約」によって床暖房を設置できないケースも。管理規約とは、管理組合運営によって共用部分の範囲、使用方法、理事会の権限や義務などを定めたもののことです。一般的に、分譲マンションのような区分所有建物では、「建物の区分所有等に関する法律(以下、区分所有法)」を定めているケースが多いです。

管理規約で床暖房のリフォーム、フローリングの張り替えなどが許されていない場合、床暖房を設置することはできません。足元の冷えに困っているものの、マンションの管理規定により床暖房をリフォームできない場合は、ホットカーペット、ラグなど他の形で足元の寒さ対策を取ると良いでしょう。

引用:管理組合の基礎知識(管理組合のお客様)管理規約(三井不動産レジデンスサービス)

床暖房の効果をさらに高めるリフォーム方法

床暖房は、部屋の断熱性・遮熱性を高めることでより効果がアップします。床暖房の効果を高めるリフォーム対策について、具体的に紹介します。

  • 壁、床に断熱材を施工する
  • 家の壁、床に遮熱シートを施工する

壁、床に断熱材を施工する

壁の断熱材家の断熱性能を高めることで、床暖房の効果を高く保てるようになります。家の断熱性能を高めるには、家の壁、床に断熱材を施工する方法も有効と言えるでしょう。断熱材とは空気の層により熱の移動を抑え、熱の伝導を遅らせる材料のことです。わかりやすく言えば、熱の移動(伝導)を遅らせる素材です。

断熱材は空気を多く含んだ素材で、空気の層が多いほど熱の伝わりが遅くなります。断熱材を家の壁、床に施工することで室内の気密性がアップするので、床暖房の効率を向上させる効果が期待できるでしょう。

断熱材については「断熱材とは?断熱材の役割と効果、種類についてご紹介」でも詳しく紹介していますので、合わせて読んでみてくださいね。

家の壁、床に遮熱シートを施工する

床下部屋を床暖房で暖めたとしても、室内の熱が外に逃げてしまうと「部屋がなかなか暖まらない」ということも。床暖房の効果を発揮させるには、室内の熱を外に逃がさない対策が必要と言えるでしょう。

床暖房の効果を高める方法のひとつに、「遮熱シート」を家の壁、床に施工する方法があります。遮熱シートを家の壁、床に施工することで、室内の熱を室内側へ反射させ、床暖房の効率を向上させる効果が見込めるでしょう。遮熱シートとは、遠赤外線の熱線によって直接伝わる熱「輻射熱(ふくしゃねつ)」を反射するアルミ製シートのことです。輻射熱とは、遠赤外線などの熱線によって伝わる熱のことを意味します。

また、室内の熱移動を抑えることで冷暖房の効きも良くなるので、電気代の節約を考えている方は「遮熱シート」の設置を検討してみてはいかがでしょうか?

床暖房の効率を高めるには「サーモバリア」がおすすめな理由

サーモバリアを冬で使用した場合の例床暖房をつけても部屋が暖まらない場合、室内の熱が外に逃げているのかも……?室内の熱が外に逃げてしまうと、床暖房をつけてもなかなか部屋が暖まりません。床暖房の効果を高めるには、室内の熱が外に逃げないための対策を取る必要があります。

床暖房の効率を高めるには、室内の熱を室内側に反射させる「サーモバリア」の施工がおすすめです。遮熱シートとは、輻射熱を反射するアルミ製のシートのことです。遮熱シートはアルミ純度が高いものほど熱を反射する効果が高まるため、アルミ純度99%以上のアルミ箔を使用した「サーモバリア」を設置すれば、寒さ対策に高い効果を発揮することでしょう。

遮熱シートを壁、床、天井に遮熱シートを施工する「遮熱リフォーム」を行うことで、暖房の熱が外に逃げるのを抑え、床暖房の効率を高めることができます。

まとめ

床暖房のリフォーム費用は、取り付け方法によって異なります。床暖房のリフォーム費用は、以下の通りとなります。

  • 床に重ね張り(上張り)する場合の費用 約5~8万円/畳
  • 床を張り替える場合の費用 約8~11万円/畳

張り替え作業は重ね張り(上張り)より作業、施工日数がかかるため、1畳につき+3~5万円ほど高くなります。重ね張り(上張り)の場合は施工費は安く抑えられますが、暖房ユニットの上にさらにフローリングなどの仕上げ材を重ねる必要があるため、段差ができでしまうデメリットも……。重ね張り(上張り)の場合、ご家族に高齢の方、小さな子ども、車椅子の方がいる場合は躓き防止として、段差をなくすための追加工事が必要になることもあります。それぞれにメリット、デメリットがあるので、目的、予算を考慮した上で適したリフォーム方法を選びましょう。

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ライフテック
編集部

自宅や工場の熱問題に取り組む、株式会社ライフテックの編集部が執筆・監修を行いました。

当社は、断熱材だけでは防げない輻射熱を97%カットすることができる遮熱材「サーモバリア」を販売しております。サーモバリアは、住宅や工場などの屋根や壁に使用することで、夏の太陽の輻射熱による建物の温度上昇を抑え、体感温度を下げることができる、自宅や工場の熱問題の解消につながる製品です。

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