スカイ工法代理店への加盟条件が「自社または協力会社で施工ができること」のワケ。

スカイ工法 代理店制度は、加盟条件の一つを「自社または協力会社で施工ができること」としています。特許工法である「サーモバリア スカイ工法」の販売・施工を行うには代理店に加盟する必要があり、加盟するには「加盟条件」を満たさなければなりません。本記事では、その加盟条件のひとつ「自社または協力会社で施工ができること」と設定している理由について紹介します。

加盟条件を「自社または協力会社で施工できる事」としている理由

「サーモバリア スカイ工法」の代理店は、”サーモバリアの販売”と”工場・倉庫屋根への施工”をセットで営業活動を行なっていただきます。つまり、サーモバリアの商品のみを工場・倉庫に販売するのではなく、施工まで自社または協力会社で必ず行う必要があるのです。

特許工法であるスカイ工法を用いて施工する事でサーモバリアは本来の性能を発揮するため、サーモバリアを工場に販売し、施工は工場オーナーにお任せする、というのは原則認めておりません。そのため「サーモバリア スカイ工法」の代理店は施工が伴う販売であり、加盟条件に「自社または協力会社で施工できる事」としているのです。

そのため、「サーモバリア スカイ工法」の販売方法（営業活動+施工作業）は、原則以下の3つに分かれます。こちらを順番に解説していきます。

1. 自社（スカイ工法代理店）で営業活動を行い、自社で施工する。
2. 自社（スカイ工法代理店）で営業活動を行い、協力会社（スカイ工法代理店）で施工する。
3. 自社（スカイ工法代理店）で営業活動を行い、協力会社（施工会社）で施工する。

【販売方法1】自社（スカイ工法代理店）で営業活動を行い、自社で施工する。

最もスタンダードな販売方法は、スカイ工法代理店である自社で営業活動を行い、自社で施工をする方法です。自社で営業から施工まで行えることは、大きなアドバンテージです。なぜなら営業を行う会社が施工ノウハウまで持っているということですので、お客様からの信頼は厚いでしょう。

【販売方法2】自社（スカイ工法代理店）で営業活動を行い、協力会社（スカイ工法代理店）で施工する。

次がスカイ工法代理店である自社で営業活動を行い、施工は別のスカイ工法代理店である他社に依頼し、営業から施工までを行う方法です。自社で営業活動を行い、施工研修の受講経験や施工実績のある代理店に依頼することが可能です。

スカイ工法代理店であっても社内に施工ができる人員を雇用していない場合や、施工できる人員の手が空いていない時などは、別のスカイ工法代理店の協力を仰ぐことで仕事を受けることができます。

【販売方法3】自社（スカイ工法代理店）で営業活動を行い、協力会社（施工会社）で施工する。

最後に、スカイ工法代理店が営業を行い、別の施工会社（※ID取得済みの会社）に施工を依頼することも可能です。この時に「販売方法2」と違うのは、施工を行うの施工会社C社はスカイ工法代理店ではない、という点です。

この時にお仕事を受ける「施工会社」（上画像の施工会社C社）には、条件があります。それは事前にスカイ工法の技能講習を受け合格し、合格者IDを取得している必要がある、という点です。画像のC社はスカイ工法代理店である必要はありません。しかし事前にスカイ工法の技能講習に合格し、IDを取得している必要があります。

営業担当者が不在で職人さんが多い会社などスカイ工法の代理店に加盟されない企業でも、ID取得済みの施工会社になっておくことで、スカイ工法代理店からの依頼・相談があった際には、サーモバリアスカイ工法を施工することが可能になります。

自社で施工が出来ない場合は「協力会社」に依頼が可能です。ご相談ください。

もし「営業活動はできるけれど、施工はできないし、協力会社もいないからな……」という場合もご安心ください。弊社の代理店制度では、全国にスカイ工法代理店が存在します。施工を行ってくれる代理店をすぐにご紹介できるため、協力業者をスムーズに探すことが可能です。逆に「施工は得意だけど、営業がちょっと苦手……」という場合であれば、全国から「営業が得意」な代理店に協力を依頼することもできます。

代理店のネットワークは、大きな工事を受注した際にも役立ちます。たとえば大きな工事を請け負った場合、自社だけでは人員が足りず施工が難しくなるケースもあるでしょう。その場合、代理店に加盟している他社に協力を仰ぐことで、人員不足を解消することもできます。規模の小さな会社でも、大きな工場や倉庫に営業をかけることができますし、迷わずお仕事を受注することができるのです。

まとめ

サーモバリアスカイ工法代理店の加盟条件に「自社または協力会社での施工が可能」になっている理由は、商品と施工がセットで販売をしているからでした。その他にも加盟の条件はいくつかあり、加盟までのハードルが高いように感じるかもしれません。しかし加盟条件を正しく理解していただければ、いずれも代理店の方々を守るものであったり、大きなメリットとなる仕組みであったりします。是非弊社が設定しているその他の条件にも一度目を通していただいて、代理店へのご応募を検討してみてください。